大学生の頃、アメリカへ旅行に行った時デッキシューズを購入しました。そこから夏になると毎年毎日6年履いてきたデッキシューズ。さすがにぼろぼろになってきたので、捨てて新しい物を買うということも考えました。でも、この靴を履いていろいろ旅をしてきたことを考えると、もうちょっと頑張ってもらいたいと思いましたので、いっそのことリユースして延命してやろうと考えました。そしたら思った以上に綺麗になったので、その方法を紹介したいと思います。

リユース前の状態
 これがリユース前の状態です。

DSC_0666_R DSC_0667_R DSC_0668_R  とっくに限界を超えているので、こんな状態で履いてたんかいと言いたくなりますが、つい昨日も履いていた私の現役シューズです。もともとは紺色だったのですが、日焼けと擦れで色が黄ばんでたり薄れてたりします。こいつをまだ履きたいという精神が意地汚いですが、”MOTTAINAI”精神ということにして綺麗にしましょう。
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どうやって綺麗にするの?
 リユースする方法は単純明快!「色塗って黄ばみを隠しちゃおう」って魂胆です。傷も汚れも、バレない様に隠せば良いんです。バレなければOK。
 さぁ、まずは簡単に水洗いします。本当は全部紐をとりたかったのですけど、戻せなくなりそうだったので断念しました。 DSC_0670_R  で、色塗るアイテムはこちら。 DSC_0675_R クラフト染料です。レザークラフトで使用することが多いですが、革に色をつけるものです。色は黒。紺色だと黄ばみが隠せそうにないですし、何でも吸い込む漆黒の闇ならば、多少失敗してもわかりません。初心者にはオススメの色です。
 色を塗る前に、色がついて困る部分をマスキングしておきましょう。これを怠ると、色があちこちついちゃってゴミになってしまいますので要注意です。マスキングテープはただの養生テープです。 DSC_0673_R これを、 DSC_0674_R こうします。準備ができましたら、染料を塗っていきます。 DSC_0677_R  あれ?はじいてない?塗れてないよーーーー!と、思ったけど乾いたらちゃんと色が変わっていますので焦らずに。もともと色が剥げているところはほら。 DSC_0679_R DSC_0680_R ちゃんと色が変わっていることがわかります。そして、一心不乱に塗ります。塗ります。塗ります・・・。

 わぁ綺麗になったぁ! DSC_0683_R これを両足に塗りたくって・・・と。 DSC_0684_R いい感じに黒くなりました。染料を塗っていく時のコツですが、どんどん塗りましょう。ちびちび塗っていくとムラになってしまうので、びちゃっとするくらい塗ります。そして、乾いたら目視して気になるところがあったら二度塗リしておけばいい感じになりますよ。続いて、これだけでは終わらせません。このままだと、染料が取れちゃいますのでコーティングしていきます。使うのはこれ。レザーコート。 DSC_0687_R これはテカリが出るタイプですが、マットな仕上がりにできるものもありますので、お好みで使い分けるといいでしょう。これを塗る時のコツは、塗り過ぎないことです。少量を伸ばして行くイメージで塗りましょう。それを何度か繰り返して厚くしていきます。レザーコート塗るとこんな感じ。写真じゃあまりわかんないですかね。 DSC_0688_R 別のカットではこんなに綺麗になりました。 DSC_0690_R 外見はこれで完了。最後に中敷きを交換してオシマイです。中敷きを思う存分引きぬきましょう。 DSC_0691_R 中敷き交換しようとしたら、うさぎが寄ってきました。皆さんもやってたら寄ってくるかもしれませんよ。うさぎ好きは是非リユースを。 DSC_0692_R 中敷きはボンドで止めちゃいましょう。 DSC_0693_R 完成!!上から見た状態です。 DSC_0694_R こっちは作業前後の比較画像。上から、作業前、染料塗った後、レザーコート塗った後です。 比較
並べるとわかりやすいですよね。めっちゃ綺麗になりました。これであと6年は現役でいけます。

いかがでしたか?私もやってて思いましたが、非常に簡単です。お使いの靴がボロくなったら試してみてください!

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