なんかInstagramAPIの飲み込み遅いな~って思ったので何が問題か考えた。そしたら変数の呼び名がごちゃごちゃということが問題じゃないかと思い当たった。
アプリIDと言いつつ、FacebookアプリIDとInstagramアプリIDの2つがあったり、アクセストークンにも複数種類がある。そのせいでちゃんと利用ガイドを読まない私はハマるハマる。(ちゃんと読めばいいのにね)
というわけで、私みたいに長文読む時読み飛ばしがちな仲間にむけて変数の整理をしたいと思う。正直TIPSといえるほどナレッジに富んでないので備忘録的なまとめですが、誰かのお役に立てばこれ幸い。
○共通
変数名 | 何か | どの値か |
---|---|---|
アプリID | FacebookDeveloperのAppID | アプリダッシュボード[設定]>[ベーシック] |
app secret | FacebookDeveloperのAppSecret | アプリダッシュボード[設定]>[ベーシック] |
InstagramアプリID | Instagram Basic DisplayのアプリID | アプリダッシュボード[Instagram Basic Display]>[Basic Display] |
Instagram app secret | Instagram Basic DisplayのAppSecret | アプリダッシュボード[Instagram Basic Display]>[Basic Display] |
テストユーザー認証ステップ
変数名 | 何か | どの値か |
---|---|---|
{app-id} | InstagramアプリのID | アプリダッシュボード[Instagram Basic Display]>[Basic Display] |
{redirect-uri} | 設定した有効なOAuthリダイレクトURI | アプリダッシュボード[Instagram Basic Display]>[Basic Display] |
認証コード | ユーザー認証用コード | 「有効なOAuthリダイレクトURI」にリダイレクト後に付与されるCODE |
アクセストークン取得ステップ
変数名 | 何か | どの値か |
---|---|---|
{app-id} | InstagramアプリのID | アプリダッシュボード[Instagram Basic Display]>[Basic Display] |
{app-secret} | Instagram app secret | アプリダッシュボード[Instagram Basic Display]>[Basic Display] |
{redirect-uri} | 設定した有効なOAuthリダイレクトURI | アプリダッシュボード[Instagram Basic Display]>[Basic Display] |
{code} | 認証コード | 「有効なOAuthリダイレクトURI」にリダイレクト後に付与されるCODE |
Instagramユーザーアクセストークン | InstagramユーザーにアクセスするためのToken | 返り値 |
InstagramテストユーザーのID | FacebookAppで設定したInstagramテスターのID | 返り値 |
ユーザーノードをクエリするステップ
変数名 | 何か | どの値か |
---|---|---|
{user-id} | InstagramテストユーザーのID | アクセストークン取得ステップで得た返り値 |
{access-token} | Instagramユーザーアクセストークン | アクセストークン取得ステップで得た返り値 |
ID | APIで取得先となったユーザーのID | 返り値 |
username | APIで取得先となったユーザーの名前 | 返り値 |
○その他
変数名 | 何か | どの値か |
---|---|---|
アプリアクセストークン | 上記の様にテストユーザーではなくアプリがアクセスするためのトークン | アプリIDとAppSecretで取得できる |
クライアントアクセストークン | ユーザーサイドのエージェントからアクセスするためのトークン | アプリダッシュボード[設定] > [詳細設定] > [セキュリティ] > [クライアントトークン] |
さて、これだけでも変数たくさんだなぁとの印象だが、さらにAPIのPOSTFieldとして様々な呼び方がある。例えば、client_secretフィールドは{Instagram app secret}の値を入力させたり、アクセストークンとだけ表記してどのアクセストークンかは明示しないパターンなど。これに対処するには、どの変数が何を経由してAPIにアクセスしているかを理解して選択する必要がある。
覚えるの面倒だという私は、とにかく変数を入力してTry&Errorを繰り返すのでした。
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