[adcode0]
基本情報
（引用元:公式サイト
）
 |
有馬公生 世界的なピアニストを夢見ていた母の早希に鍛えられ、天才的なピアニストに成長するが、その正確無比な演奏は「機械仕掛け」「母親の操り人形」と揶揄される。コンクール直前に母が死去し、それ以来自分の弾くピアノの音が突然聞こえなくなるトラウマを抱えている。 |
 |
宮園かをり 天真爛漫、奇想天外、時には喧嘩上等。ジェットコースターのような性格。ヴァイオリニストであり、演奏スタイルは個性的。楽譜を自分なりに解釈して演奏し、その情熱的な演奏は多くの聴衆者を虜にする。 |
 |
澤部椿 有馬家の隣に住む幼なじみで、公生を弟のように思っている。ソフトボール部に所属するスポーツ少女。ピアノをやめてしまった公生のことをずっと気にかけており、公生が立ち直るきっかけを探している。 |
 |
渡亮太 公生・椿の幼なじみ。サッカー部部長でモテモテの女好き。宮園かをりに好かれていることを喜びつつ、可愛い女の子に目がない。軽薄と思われがち。 |
＜漫画の大人買いなら＞
全巻漫画.com
お母さんの登場シーンっていつもモノクロでヒステリックで、かなり怖いですよね。「メガネに譜面でもついてんじゃね？」ってちょっと笑った。公生は健気で、どんなに叩かれてもきつく叱責されても、「僕だけは母さんの味方なんだ」って言えちゃう。まぁ、お母さんが元気になるなら僕頑張るよ！って言っちゃう子なので、そりゃあいい子だわな。でも、そんなに好きだったお母さんが、なんでモノトーンで怖いイメージで出てくるのでしょう。
コンクール会場に到着し、椿は何かを予感します。5月なのに、
と。公生の旅立ちを予感しているのでしょうか。でも肝心の公生は、練習不足からくる焦りで、周りが全く見えていません。見るに見かねた宮園かをりは、他の部屋にも聞こえるくらいの大きな頭突きを決めます。そして、
と公生を元気づけます。
ついに、順番が回ってきてしまい緊張醒めやらぬ状態で、彼女に手を引かれながら舞台袖へ。つい「君は自由そのものだ。」と口をついてしまう。「違うよ。音楽が自由なんだよ。」と返す彼女。このやり取りホント好きです！ピアノに向かうの久々だから椅子もまともに調整できず、やっとのことで座ったわいいけど、ガチガチのまま。彼女は、とても優しい眼差しで顔が強張ってるよ。と優しく声をかける。本当に優しい顔してます。
演奏序盤、彼女は大人しくしていたのか、公生も問題なく対応できます。しかし演奏が進むにつれて、集中しないと対応できなくなっていく。ついに、暗い海の底に沈んでしまった公生。
バンバン音を出しても音は聞こえない。ついに伴奏を中断してしまう。そして、暗い海の底に助けに行くように、彼女も演奏を中断する。正直震えました。これで彼女の評価は無評価となりコンクールは終了です。「弾かなきゃ駄目なの。でも君がいいの。」そう言って彼女はふたたび弾き始める。
それに釣られるように、公生も弾き始める。そして、やっと会えました！！カラフルなお母さん！優しい声をしています。公生がトラウマを払拭した瞬間です。おめでとう！
こうなったら天才ピアニストとしての才能を可能な限り発揮するだけ。「こらこら。友人A。主役を喰おうとするな」
二人の才能が殴り合い、協調しあって、最後には一つになる。本当に二人共楽しそうに演奏し、目だけっで通じあっていました。
本当に幸せそうでした。また、この演奏を見ていた、椿と渡りの表情にも注目したいです。
＜公生が海に沈む前＞
＜公生が海に沈んだ時＞
＜海から還ってきて弾き始めた＞
＜宮園かをりと公生が目で通じあっている時＞
椿は、公生が弾いているのを見てよっしゃーってなって、弾くのやめて大丈夫？ってなって、宮園かをりと通じてるの見て寂しそうになる。
渡は終始、かをりちゃんカワイーなんだけど、最後は本気で綺麗と思ってる。今回の演奏で、様々な感情が動きました。
この回面白すぎ！！公生が苦悩し、弱さを見せどん底に落ちたと思ったら、魔神になって帰ってきた。椿じゃないけどホント飛び跳ねて拍手したいくらい嬉しかったです。最後は、宮園かをりが倒れちゃいました。大事に至らなければいいのですが、「心に残る演奏を」とかたくさん言ってたのが気になります。。
＜新発売！四月は君の嘘Coda＞
収録内容：全5篇
①有馬公生の初公演の日「夏の夕暮れ」「夏の幻」
②凪と三池のその後がわかる「2年後」
③宮園かをりの思いを明かす「夏のなごり」
④井川絵見の学園生活を描いた「秘密結社KKE」
今回は演奏メインで、公生の開花がメイン。他の人間関係については、それぞれのキャラクターの心に、それぞれに新たな感情が芽生えたのを感じましたが、まだ本人たちが気づいていないので未更新としました。
＜本作は完結済みです＞
[adcode2]・第3話の感想・相関図はこちら
・第5話の感想・相関図はこちら