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第12話の感想と終了時の人間関係を図にしました。アニメしか見ていないので、アニメでわかることは余すことなく理解したいと思います。
文化祭まだまだ続きます。雪ノ下さんが陽乃さんについて話をするのは初めてです。姉としてとても高い評価をしており、ああなりたいと思っていたと言いましたが、過去形なのは「あなた(八幡)を見ていると必死で変わろうとするのがばかみたい」という前回の発言を受けてなのでしょうか。八幡の「ならなくていいだろそのままで」は聞こえてないですよね。
さて、実行委員長がいなくなってしまうというトラブル発生ですが、雪ノ下さんが周囲の人に頼ることで解決に導こうとしています。由比ヶ浜さんとお姉さんにはバンドをやって時間を稼ぐことを、八幡には一番肝心な実行委員長を探すことをお願いしました。これも凄い進歩ですね。
この言葉からにじみ出る信頼感。はんぱねぇ。
雪ノ下さん、陽乃さんと直接対峙してもぐいぐい発言するようになりました。八幡の「ふっ」がとっても嬉しそうなのが印象的でした。
今回の山場はここから。「さがみに委員長としての責務を全うさせること」を念頭に置いて、さがみさんを連れ戻しに行きます。で、雪ノ下さんのため、皆のために結局また「一人が傷を負う」方法を採ります。でも今回のはちょっと応えたみたいです。いつものしたり顔がない。結局、わかってくれる人が少しでもいるだけで救われるのですが、平塚先生が
君が傷つくのを見て、痛ましく思う人間がいることにそろそろ気づくべきだ。きみは。」
と、言われて「うっせぇ」としか返せない。もうあまり余裕がない証拠です。でも部室で雪ノ下さんに会って、元気を取り戻したような気がしました。居場所を失くした人間が居場所を見つけたように。八幡自身、意識的にしろ無意識的にしろ、部室が居場所でそこにいる人たちが居場所だとわかっているようです。
この部室で、雪ノ下さんと話していた内容がいまいち理解できなかったので、文字にしてみました。
雪:あなたと友達になることなんて有り得ないわ。
八:そうかよ
雪:そうよ。虚言は吐かないもの。
八:いや、別に嘘ついてもいいぞ。俺もよくついている。知ってるものを知らない、つったって別にいいんだ。許容しないで強要するほうがおかしい。
雪:嘘ではないわ。だって、あなたのことなんて知らなかったもの。でも、今はあなたを知っている。
八:・・・そうですか。
雪:ええ。そうよ。
これの何処がわからないかというと
①知ってるものを知らない、つったって別にいいんだ。許容しないで強要するほうがおかしい
②今はあなたを知っている。→八幡照れる
①が何を言っているかもさっぱりだし、②も知った上で友達になれないと言われて、なぜ八幡は照れるのでしょうか。その辺の考察は長くなりますので、下記に別枠を設けて考察します。
あの平和主義者葉山くんが、キレて「なんでそんなやり方しかできないんだ」と言ったシーンです。自分にはできないやり方で、しかも、間違っているとさえ言いたいやり方なのに、雪ノ下さんに認められてしまう怒りもこもっていると思います。
あと、またシール増えてます!
これって、雪ノ下さんが貼ってたんですね!
今回の文化祭で、雪ノ下さんと八幡の距離が一度離れ前よりぎゅっと近づきました。個人的な見解では、雪ノ下さんは八幡が友達以上恋人未満までのポジションにいる気がしますが、ちょっと主観的な考察が入るので、次のようにしました。
問題の会話はこちら。
八:そうかよ
雪:そうよ。虚言は吐かないもの。
八:いや、別に嘘ついてもいいぞ。俺もよくついている。知ってるものを知らない、つったって別にいいんだ。許容しないで強要するほうがおかしい。
雪:嘘ではないわ。だって、あなたのことなんて知らなかったもの。でも、今はあなたを知っている。
八:・・・そうですか。
雪:ええ。そうよ。
これについて、ちょっと考察したいと思います。
【問題】
①知ってるものを知らない、つったって別にいいんだ。許容しないで強要するほうがおかしい。
②嘘ではないわ。だって、あなたのことなんて知らなかったもの。でも、今はあなたを知っている。 →八幡照れる
【考察】
①知ってるものを知らない、つったって別にいいんだ。許容しないで強要するほうがおかしい。
↓
許容してないのに強要するほうがおかしいので、知ってるものを知らないといってもいい。
↓
受け入れてないのに無理矢理従わせる事はおかしいから、知っているものを知らないと言ってもいい
第12話って第1話の雪ノ下&八幡の会話が、まんま逆になっているんですよ。
・第1話
雪:「あなたの弱さを肯定してしまう部分嫌いだわ」
・第12話
雪:「あなたの弱さを肯定してしまうところ嫌いじゃないわ」
・第1話
八:「きっと、俺と彼女はどこかにている」
・第12話
八:「俺と彼女はちっとも似ていない」
・第1話
八:「沈黙が心地いい」
・第12話
八:「交わす言葉が新鮮で心地いい」
てことは、この言葉も1話とつながっているはず。1話で雪ノ下さんが知らないって言ったのは八幡のこと。「いいえあなたの事なんて知らなかったもの」と言った。で、八幡と雪ノ下さんの間の嘘って言うのは、事故のこともある。なので、これらを絡めて考えると、
「八幡が事故を許していないのに、哀れみ等で友達になるよう無理矢理従わせるのはおかしいので、本当は八幡のこと知っているのに知らないと言うのはいい」
ということになる。
②嘘ではないわ。だって、あなたのことなんて知らなかったもの。でも、今はあなたを知っている。
これを、①と合わせると、初めの方は
「あの時は本当に八幡のことを知らなかったので嘘ではない。」
となる。あとは、「でも、今はあなたを知っている」をどう解釈するかです。
・第1話
雪:「ごめんなさい。それは無理。」
・第12話
雪:「ごめんなさい。それは無理。」
同じ言い回しです。ただ、これを逆の意味にするには、単純にこの言葉を逆にはできないので、背景を考えましょう。
1話で無理と言ったのは、知らないから。それと、「あなたの弱さを肯定してしまう部分嫌いだわ」と言っている。12話では、知っている。それと、「あなたの弱さを肯定してしまうところ嫌いじゃないわ」と言っているこれをつなげると
・第1話
あなたのことよく知らないけど、嫌いだから友達になるのは無理
・第12話
あなたのこと知っているけど、嫌いじゃないから友達になるのは無理
となり、逆の意味になる。つまり、第12話では、嫌いじゃないから友達になるのは無理 = 友達以上の存在だから友達になるのは無理 ってことにならないでしょうか。
だから、八幡は照れた。いかがでしょうか。ラノベではこの辺どう描かれているのでしょうか。
上記より、雪ノ下さんは八幡にかなり好意を抱いていると考えます。
以上。
・第11話の感想と相関図はこちら
・番外編の感想と相関図はこちら
静ちゃんの説教のあと、八幡は「うっす」と言ったんですよ?
そうですね、ありがとうございます、の意味込めてですね。
葉山うざすぎる
何もわかってないくせにわかったようなふりしてんじゃねぇーよ
俺はそこにウルっと来てしまった…
シールはガハマちゃんですね。
考察でおもわずなるほどって言ってしまった。すごくまとまっていてわかりやすかった。
先程鑑賞し終わったので非常に参考になりました!
友達以上の存在だから友達になるのは無理ってところの解釈は納得できんな
シール貼ってたのは雪ノ下じゃなくて由比ヶ浜ですよ
12話クレジットで、ようやく雪ノ下がシールの存在に気づいた事が分かります