第2期第2話の感想と終了時の人間関係を図にしました。アニメしか見ていないので、アニメでわかることは余すことなく理解したいと思います。
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)
小町おすすめお土産リストを渡し、八幡に読ませるシーン、そして「第一位は、お兄ちゃんの素敵な思い出だよ。」とかチョーゼツ可愛いのだが。
たまたまいった先で雪ノ下さんと偶然会った八幡。いつも通り話している二人だが、周りの女の子の視線が痛い。この視線は好奇心の目でしょうか、それとも嫌われ者八幡と話しているのが嫌なのでしょうか。
やはり八幡は葉山くんの行動が気になっているようで、葉山くんが持ってきた依頼なのに葉山くんは乗り気じゃない。三浦さんとたまたまローソンで出会う八幡。海老名さんにちょっかいだすなと言われる。どうやら海老名さんは、男性を紹介するとかそう言った話が好きじゃないらしい。八幡いわく、「何かを守るためにいくつも犠牲にするなら、諦めて捨ててしまうのだろう。今手にしている関係さえも。」という状態らしい。この時々見せる死んだ目の笑顔がどんな意味を持っているのでしょうか。
久々のスリーショット。
BGMもあいまって、なんだか寂しさも漂うにやにやが止まらないシーン。ちょっとずつ口をつけちゃう自分に従順な由比ヶ浜さん。それをたしなめつつ、しっかり手を差し伸べる雪ノ下さん。そして二人の間に八幡がいる。いつまでも仲良くしていて欲しいです。告白の場所も嵐山に決めましたが、由比ヶ浜さんは「コクられるなら」ここがいいと言いましたね。自分のこと想像してますね。
そして、告白に向けて男子たちがいろいろ話していますが、やっぱり葉山くんは何かを言いたいのか、知っているのか、いつもと違います。
「やけに非協力的だな」
八幡が葉山くんに言い放ちます。葉山くんは驚きもしないので、八幡に気付かれていることに気付いていたようです。
今を気に入っている葉山くんは、戸部くんが海老名さんに告白しても失敗すると思っており、そしてそれにより今のグループの関係が壊れてしまうことを恐れている。「上っ面だな」と八幡に言われても、葉山くんは今が全てだという。
「じゃあ君ならどうする?」
そう八幡に問いかける葉山くん。「俺の話なんか関係ない」と言い、
「つまりお前は何も変えたくないってことだな。」
「あぁ。そうだ。」
「君にだけは頼りたくなかったのだがな。」
(お互い様だよ。ばかやろう。)
(葉山が守ろうとしえいるものなんて、俺にはわからない。わからないままでいい。だからできることがある。)
そういって、告白本番を迎える。
「戸部。お前フラレたらどうする?」
八幡が動き出す。
「このままだと戸部はフラれる。丸く収める方法はある。」そういう八幡を信じて任せる二人。
今回奉仕部(と八幡)に依頼をしたのは4人。海老名さん、戸部くん、三浦さんと葉山くん。それぞれ仲良くしていたいだけなのに、その思い方と方法が違うことで関係が壊れようとしている。これを八幡が止めようとしている。まさに戸部が告白しようとした瞬間、八幡が動き出す。そして二人は見惚れてる。
「ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください。」
と言う八幡。これが八幡の答え。
一瞬、周りが凍りついてしまうが、瞬時に察する海老名さんはちゃんと断る。八幡がフラレて関係性は保たれた。また八幡だけが傷ついて終わった。
「すまない。君はそういうやり方しか知らないとわかっていたのに。」
「謝るんじゃねーよ。」
そういって、葉山くんと八幡は別々の方向に歩き出す。
「あなたのやり方嫌いだわ。」
「うまく説明できなく、もどかしいのだけど、あなたのそのやり方、とても嫌い。」
という雪ノ下さん。先に帰ってしまう。由比ヶ浜さんと一緒に帰る八幡。
「一瞬本気かと思った。でもさ、こういうの、もうなしね。」
という由比ヶ浜さんは、とても悲しい顔をしている。やっぱり、好きとか嫌いとかは嘘があってはいけないですよね。
「戸部っちもフラレてないし、男子もなんか仲よさげで、ひなも気にしないで済んで、これでまた明日からいつも通り。変わらないで済むのかもしれない。けど、けどさ。人の気持ちもっと考えてよ。なんでいろんなことがわかるのに、それがわからないの。ああいうの嫌だ。」
男子同士を仲良く、という海老名さんの依頼は自分から男子を遠ざけて欲しい、戸部くんの告白を未然に防いで欲しいってことだった。葉山くんにも相談していて、だから葉山くんはずっと非協力的だった。
「今の私が誰かと付き合ったてうまくいきっこないもん。」
「比企谷くんとならうまく付き合えるかもね。」
「あんまり適当なこと言われるとうっかり惚れそうになる。」
「そうやって、どうでもいい人には素直になるとこは嫌いじゃないよ。」
「私だってこういう心にもないことスパっと言えちゃうとこ嫌いじゃないよ。」
「私ね、今の自分とか、自分の周りとか好きなんだよ。こういうの久しぶりだから、無くすのは惜しいなって。今いる場所が、一緒にいてくれる人が好き。だから、私は自分が嫌い。」
「大事だから、失いたくないから、隠して、装って、だから誰もが嘘をつく。けれど、一番の大嘘つきは、俺だった。」
今回の話、ちょっとむずかしかったです。八幡と葉山くんは陰と陽で全然かみ合わないで、でも、お互いにそれなりに認めている。だからお互いのやり方が気になるのでしょうか。
それから、由比ヶ浜さんがいった「人の気持ちもっと考えてよ」ってセリフ。あれは、八幡に好意を寄せている人(由比ヶ浜)の前で、嘘でも他の人を好きとか言わないでよ!ってことですか?雪ノ下さんの「あなたのやり方嫌い」ってのも、同じ事ですか?それとも、文化祭の後に平塚先生が言っていた、「君が傷ついて悲しむ人がいる。」ってことですか?なんとなくどっちもだと思いますが、後者の方が大きい気がします。
最後の海老名さんとの会話もちょっと不思議。「一番の大嘘つきは俺だった。」何が嘘だったのでしょう。
これは、そもそも嘘の告白は、自分も納得してないやり方だったんだと思います。由比ヶ浜さんに、詭弁と欺瞞で言い訳する点、葉山くんに何も変えたくないは上っ面だと言っった点、海老名さんの前に飛び出すときに投げやりに「やっぱこの方法しかない」と言った点からも言えます。なので、ここの嘘というのは「自分の気持ちに嘘ついて行動した」事があげられます。
でも、これまでの八幡なら当然の選択肢だと思うんですよ。なのでここで言いたいことは、自己犠牲だけが正しいわけではないという心が育ったということじゃないでしょうか。もっと言うと、自分が傷ついて痛いと思うのは自分だけじゃ無いってことに気付いたんじゃないでしょうか。もっともっと言うと、それに気付いていたけど見ないふりしていた。だから由比ヶ浜さんにも、詭弁や欺瞞で言い訳をした。と考えるとちょっと繋がる気がします。
そう考えると、八幡は今後は奉仕部ともっと正直な付き合いをしていくってことになるかもしれません。この解釈が正しいか、続きが気になります!
相関図としては変化は全然ありません。寂しいです。でも、八幡のなかでの変化が出てきているので、三角関係に動きがあるかもしれないので、今後に期待です。