るろうに剣心 最終章The FinalとBeginningどっちを先に見るべきか問題

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TheFinal見てきました。良かったです。縁と巴の邂逅では少し泣いてしまいました。だからこそ気になるのは「Finalを先に見ていたら感動できるのか」という点です。公開日は、Finalが4月23日、Beginnigが6月4日なので順当に見ていればFinalが先ですね。私は史実を整理してから「るろうに剣心 最終章 The Beginning」を見ると100点満点から150点に感想上がるを先に書いている通り、Beginnig→Finalの順番で視聴しています。なぜこの順番かというと、「るろうに剣心」の文字だけ見てチケット予約したらBeginnigを先に買っていたというだけの理由なので、深い意味はありませんでした。でも、結果的にこの順番でよかったなぁって思っています。その理由とは。ネタバレ含みますのでご注意ください。

剣心の過去告白シーンの飲み込み具合への影響

Finalから見た人、剣心が過去を打ち明けるシーンってうまく吸収できていますか?
原作が有るとはいえ、映画に向けて原作を読み返す熱量を持っている人ってそこまで多いとは思えないのが人の業。なので、多くの人はうっすら覚えてるシナリオに「あーこんな流れだったか」と記憶を呼び起こしていくところかと思うんですよ。制作側にもここはかなり重要だという認識が有るのは伝わっていて、結構時間割いているイメージは有りました。それでも説明が足りないんじゃないかなと思ってしまいました。(Beginningが最高だったから贔屓目あるかな?)
血の雨を降らすセリフも短くなっていたし、寝起きで巴を斬りそうになるのも突然だし、いきなり一緒に暮らし始めたように見えてしまうしでちょっと物足りないと感じました。ここが薄いと後の感動に差があると思いますね。

Beginningで描かれなかった縁(幼少)の行動補完がFinalにある

闇乃部が攻め入る前、縁が剣心と暮らす巴の元へ訪れて話をしますが、Beginningでは二人が何を喋っていたのかあまり描写が有りませんでした。それを補完するようにFinalでは会話が描かれています。また、巴が切られた瞬間を縁が目撃をしているカットもFinalには有りました。これは見る順番が違えばどちらが補完であったか、印象が変わるよううまい作りになっていますが、情報の重要さで言えば若干FinalがBeginningを補完している形になっている気がします。なぜなら縁が犯行に及ぶ動機(Final)より、巴が剣心をどう思うか(Beginning)が大事だと思うからです。この点から言えば、Beginningから見るといいかなーって思いました。

巴の日記の重み

最後の最後に、縁が巴の日記を手にします。ここで描かれる草書体は現代人には馴染みが無いので一瞬では何が書かれているかを読み取れません。巴の声でなぞるようなナレーションも入り、「幸せを奪い幸せをくれた人」「守らなくてはならない人」という重要な部分はちゃんとピックアップされているのでシナリオ上問題なく没入できると思います。でも、それだけをピックアップされてしまうと「縁がなぜ泣いたのか」の想像に余計な幅がでると思うんですよね。「大好きな姉さんを取られたと知って泣いた」とか「姉さんが復讐するつもりが無いことを知って泣いた」とか。(もちろんそれが無しとは思わないけど、思考の少数であってほしい)
Beginningから見ていれば、巴の心情の変化が徐々に起きていることがわかり日記の重さもわかるので、巴の覚悟が縁に伝わったということがちゃんと想像できると思うんです。


雪で繋がる過去と今

Beginnigで印象的だった雪。巴と縁の名前にも雪があるし、スノーコーディネーターなるポジションが入って演出しているので間違いなく重要なFactorです。これがどれほど重要なのか想像するのに、Beginnigから見たほうが想像が捗る気がするんですよね。Finalからだと印象に残っていないか、答え合わせをするように「あ、ここと繋がるのか」となってしまいそう。ちなみに私はまだ考察しきれていません。雨のシーンもあったのでそのあたりと見比べてどんな思いがこもっているのか、じっくり考察したいと思います。(「巴の願いによって変わってる」とかだと胸アツ!)

やっぱりHappyEndで終わりたい

Beginnigは人斬り時代の話で、前に書いたとおり暗いです(物理的にも論理的にも)。Finalの終わり方から、Beginnigの暗さと切なさを受け入れるのはちょっと温度差有りすぎないか心配ですね。

といった感じで、私はBeginnig→Final推しです。

とはいえ・・・

Final→Beginnigって単純に語意としても順番おかしいですよね。なのでこれには意味があって、Finalで終わらせないぞという意志を感じます。これからの展開とかの意味合いもありますが、原作のように新時代の幕開けを意識するような「未来への期待」を残すようにしたかったのではと思います。

最後に感想

Final、面白かった!重要なキャラは軒並みでてくれているし、なによりも瀬田宗次郎でしょう!!なんですかあのサプライズは。瀬田宗次郎って結構人気キャラだと思うんですが、それが剣心と背中を護り合って戦うなんて。 最高ですか!!しかも不殺を引き継いでて刀は錆びてるし、鞘で戦うしで昔の剣心を彷彿とさせるアツさよ。。これが見られただけでも最高なのに、縁線ではちゃんと踏み込み足を強調するカット入れたり、刀の持ち手を変えて飛天御剣流の技意識したり九頭龍閃と思われるボコ殴りを入れたり、原作ニワカでも「もしかしてあれって・・・」と思えるような仕掛けが沢山。操が蒼紫のような二刀流をしたり、斎藤一の印象が薄くならないように序盤中盤終盤それぞれちゃんと見せ場あるし、蒼紫もかっこいい感じになってるし。やっぱ敬意を持って作られていることがわかる映画はいいですね。本当におすすめなので、ぜひ劇場で御覧ください!!

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